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日本、TPP交渉で皮革・酒類の関税撤廃を提案 [国内]

今まで皮革製品と酒類は高額な関税で国内産業を守ってきました。
しかし、今開催されている環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉では、米国の「日本の関税は輸入を実質的に制限している」と市場開放を迫ってきている姿勢に、日本は皮革製品と酒類での関税撤廃を実施して、コメなどの「重要5分野」の関税は据え置くよう提案する計画でいます。

ただ、関税最大60%程度で守られてきた皮革製品業界は、どのようになってしまうのか、心配です。
関税が撤廃されることにより国内で輸入皮革製品が安く手に入るようになり、消費者が輸入製品に流れてしまうことが予想されます。
日本政府は、国内業者への支援策を検討されているそうですが、国内産業を守ることも同時に課題になっているようです。

日本の皮革製品産業の新たな危機です。
バックは高額でなかなか購入に踏み切れないのですが、キーホルダーやストラップなどであれば、その温かみのある様子に私自身もつい欲しいなと思ってしまいます。
製品を多彩にして皮革製品に興味を持ってもらうことに成功しつつあった皮革製品業界の方々にとって、関税撤廃は新しい頭を抱えてしまうほどの問題です。
日本政府には、本当によい対策案を立ててくださるようにお願いします。

酒類は、関税が撤廃されると、日本のお酒が世界各地で今までよりもやはり安く販売されることになります。
日本のお酒が世界中で飲むことができるということは、日本文化を知ってもらうにはよいチャンスです。
「トックリ」に「オチョコ」などで飲んでいただけると、喜んでもらえるのではないでしょうか。

逆に、私もワインはそこそこ好きなので、色々な国のワインが楽しめるのは、嬉しいですし、少し待ち遠しいです。
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